こんにちは!週3回婚活を1年間続けたすえに結婚した、アラサーOLです。
この記事では、恋愛初心者の方に向けて、“女性目線で”素敵な男性になるための具体的な行動策ステップ3として、初対面で好印象を与える”感じのいい男”の作り方をご紹介します。
まずは“モテ”を目指さず、できることから着実に実践していきましょう!多くの書籍やネット記事で紹介しているようなハードルの高い方法ではなく、できるだけ「自分でもやってみよう」と思える手の届きやすい方法をご紹介したいと思います。
好印象の作り方
これまでの記事でご紹介した通り、女性目線の好印象の作り方は大きく3つのステップに分けられます。
ステップ1で清潔感をクリアし、ステップ2でダサくない男になったあなたは、やっと中身で判断してもらえます。残酷なようですが、合コンや街コン、婚活パーティーではほぼ真実です。
今この記事を読んでくれている方は、恋愛や女性に対して自信がない方が多いと思います。よく見る“モテる男の条件”にあるように、自信満々に堂々とするべきとまでは思いません。たしかに肉食男子は強いです。とはいえ、そういった男性が苦手な女性も多いです。
ここでは、まずは控えめでもいいから「感じがよくて好印象」を目指していきましょう!
はじめから恋愛対象として見てもらおうとこだわらないのがポイントです。結婚を考えて活動している女性は特に、はじめは恋愛対象でなくても、人として印象がよければ食事の誘いに乗ることはよくあります。
実際、わたしも合コンで夫に出会いましたが、最初は全然恋愛対象ではありませんでした。でも、頑張って盛り上げようとしてくれていたし(盛り上げ上手ではなかった)、お箸の持ち方もキレイだったので、会ってみてもいいかなと思って食事の誘いに乗りました。
何度か会ううちに、付き合ってみてもいいかなーと思うようになり、付き合ってからは「結婚するならこの人だな」と思うようになり、結婚に至りました。
案外そんなもんです。しかも、初対面で男性として興味を持ってもらうより、2度目に会ったときのハードルが下がります。男性として魅力を感じていると自分の理想と比べがちで減点されやすいですが、人として興味を持っている段階ではむしろ加点されやすいです。
そして少しずつ加点を積み重ねていけばいいのです。ですから、まずは初対面で「人として良い印象を持ってもらうこと」これで十分です。
“感じがいい”とは
では早速、人として好印象を持ってもらえる“感じがいい”人の特徴を挙げていきたいと思います。
ここでは、出会いの場で筆者が感じた感じのいい人や、女性同士の会話で「こういう人いいよね(こういう人嫌だよね)」と話題になる人の特徴を中心に挙げていきます。
「どれも当然できている」と感じる方もいるかもしれませんが、改めて見直してみてください。
忘れてはいけないポイントは『相手の気持ちに寄り添うこと』です。
ニコニコしている
ニコニコしていることは、相手に安心感を与えます。出会った瞬間、笑って挨拶してくれる人は好印象ですよね。「この人とは楽しく話せそう」と思って安心します。
話しているときも、ニコニコ聞いてくれていると、この話題続けていいんだなと思って安心します。
「緊張して笑顔を作れない」という方もいるかもしれません。緊張するのは「相手からどう思われるか」「変なことを言って失敗しないか」などネガティブに考えるからじゃないでしょうか?
出会いの場なんて人生において一瞬です。失敗したっていいじゃないですか。また別の女性に出会ってトライ&エラーを繰り返せばいいだけです。
女性側も、次に繋がらなかった男性のことはいつまでも覚えていません。緊張するだけ損です。
といっても、緊張してしまう方は正直に「緊張してるんだ。感じ悪く見えてたらごめん。」と言えばOKです。そうすれば、女性も安心できます。
相手によって態度を変えない
テレビ番組などでも話題になる「店員さんに対して横柄な態度を取る男性はイヤ」というのはもちろんですが、“相手”とは店員さんなどに限りません。
あなたの周りにも、相手によって必要以上に態度を変える人っていませんか?もちろん、社会人として相手に合わせて態度を変える場面はありますが、あまりにあからさまだと感じ悪いですよね。
出会いの場でも同じです。たとえば、合コンや街コンなど複数対複数の出会いの場では、気になる女性にばかり話しかけたりしないように気をつけましょう。一緒にいる別の女性も気分良くないし、あなたが気になっている女性も気まずい思いをします。好意を持たれて悪い気はしませんが、「周りに気を遣えない人なんだな」という印象を受けます。
どんな場であっても、誰にでも分け隔てなく接する人は好印象です。
受け身ではない
人見知りなどを言い訳に、自分から積極的に会話をつくろうとしないのは印象が悪いです。「初対面だから仕方ない」とはなりません。
筆者が出会ってきた男性でも、受け身の男性は本当にたくさんいました。合コンではあまりいませんでしたが、街コンや婚活パーティーでは多く、男性から「しゃべってくれるからありがたい」と言われたことも何度かありました。その度にわたしは心の中で「お前がしゃべんないから、こっちが気遣ってしゃべってんだよ!」と思っていました。わたしと似たタイプの友人も同じ文句を言っていたことがあります。
とにかく自分の話を聞いてほしい!という女性もいますが、実は気を遣って話している場合もあります。また、会話が広がらないと“わたしに興味ないのかな”と思ったりもします。
大人になって人見知りを言い訳にしている男性に魅力は感じません。厳しいようですが、単なる甘えと怠慢です。その甘えと怠慢のせいで女性は気を遣って頑張って会話をつくろうとしているわけですからね。片方だけが気を遣っているのは“会話”ではありません。もはや接待とも思えてきます。
すいません、厳しい言い方になってしまいました。受け身になりがちな男性は「何を話したらいいかわからない」という方が多いと思います。
- 当日について(仕事or休み?)
- 出身地
- 趣味やハマっているもの
会話の入りとしては『今日は仕事休み?』とか『今日は仕事帰り?』など曜日に合わせて使うといいです。そこから、土日or平日休み、仕事、休日の過ごし方に話を広げられます。
また、自分の情報を開示してから、相手にも尋ねましょう。唐突に『出身地は?』『趣味は?』と聞くより『オレ北海道出身なんだけど、〇〇さんはどこ出身?』といった感じだと、会話が広がりやすいです。
会話を盛り上げようと意気込まなくていいですが、お互いに楽しめるような気遣いが好印象のポイントです。
相手の話をしっかり聞く
当たり前のことですが、出来ていそうで出来ていないこともよくあると思います。話を遮ったりしなくても、“会話”になっていなければ相手の話を聞いているとは言えません。
普段、友達との会話ではできていても、初対面の女性を前にすると気合いが空回ってできなくなっているのか、出会いの場でそういった男性も一定数いました。ぜひ改めて振り返ってみてください。
◎よくある相手の話を聞けていないやりとり
①1問1答パターン
先ほどご紹介した「受け身にならない」姿勢として、質問することばかりに集中してしまうと、質問攻めのようになりかねません。質問に答えた方としては、自分の答えにリアクションなく、次の質問に行くと「興味ないんだな」と思ってしまいます。
もしかしたら、質問した男性本人は答えを聞いて満足かもしれませんが、1問1答が続くと、答えた側は「話を広げてくれないんだな」とモヤモヤした気持ちになります。
②自分の話にすり替えパターン
こちらは、質問したから答えたのに、その返答に絡めて自分の話にしてしまうパターン。
先ほどご紹介した「受け身にならない」姿勢として、自己開示ばかり意識すると陥ってしまうかもしれません。自分の話ばかりしていると、「プライド高そう」「自慢話ばっかり」と良い印象は持たれません。
では、何を意識すればよいでしょうか?箇条書きでまとめます。
- 相手に興味を持ち、相手の立場に立つ
- 相手のことを何でも知ろうと意気込まない
- 自分を大きく見せようと意気込まない
これを踏まえて、こんな順序で会話を進めるといいと思います。
自己開示→質問→相手の返答を聞く→返答について感想や深掘り
「自分は当然できている」と過信せずに改めて振り返ってみてくださいね。
余裕がある
余裕がある男性は、包容力や頼りがいを感じて魅力的です。余裕がある=自信があるようにも感じられ、恋愛に自信のない男性にはハードルが高いと感じるかもしれません。
でも、そんなに難しく考えなくて大丈夫です。“余裕がある”を目指すのではなく、“余裕がなさそうに見えない”くらいを目指す心持ちでOKです。
そのために実践してほしいのはこの2つ。
- 相手の話をしっかり聞く
- 頑張っている自分を認める
すでにご紹介した通り「相手の話をしっかり聞く」ことで、女性に「受け入れてくれている」という安心感を与えられます。
また、頑張っている自分を認めることも大切です。これまで、女性目線の好印象の作り方【ステップ1:清潔感】【ステップ2:ダサくない】【ステップ3:感じがいい】をご紹介してきました。
自分を変えるために、他人の意見に耳を傾け、行動すること(この記事を読んでくれていることも含みます)は素直で謙虚な気持ちがないとできません。そんな自分を認めることで、不必要に他人と比べてネガティブにならず、相手を尊重する余裕が生まれます。
冒頭でも述べたように、余裕=自信と考え、よくあるモテる男の条件として挙げられる“自信のある男”を目指す必要はありません。世の中に出回っているほど、自信のある男性がモテるわけではありません。自信満々な男性は、女性からすると「プライド高そう」「偉そう」「自信過剰」という印象を受けることも多いです。
実際に、街コンで弁護士の男性と知り合ったことがありますが、仕事に誇りを持って自信に満ち溢れていたけど、良い印象はありません。弁護士であることに自信があるようで、わたしは心の中で「ここまでの努力はすごいけど、弁護士だから何なんだろう」と思っていました。
他にも街コンの他のテーブルで、大企業に勤めるイケメンが「オレ〇〇に勤めてる。グループ会社じゃなくて本体の方だよ」と言って女性がひきつった笑顔をしていることもありました。
彼らはもしかしたら、仕事以外のどこかにコンプレックスがあるのかもしれませんね。
要するに、自信があってもそれを表に出しすぎたり自慢したりする男性は“余裕がない”ダサい男というむしろ悪い印象にしかなりません。
繰り返しになりますが、“余裕がなさそうに見えない”を目指すくらいの心持ちで実践してみてください。
余計なアドバイスはしない
あなたも耳にしたことがあると思いますが、誰かに悩みを話すとき、男性は解決を求めるのに対して女性は共感を求めると言われています。だから、女性には下手にアドバイスせず、共感しましょうと言いますよね。これはほぼ本当です。“ほぼ”というのは、女性目線で正しく言えば、ただ聞いてほしいときがほとんどだけど、たまに解決を求めるときもあるからです。
厄介ですよね(笑)。付き合ったら厄介ですが、初対面の男性に本気の悩み相談なんてしないから安心してください。
ですから、もし初対面の女性が悩みを話して来たら「そうなんだ」「大変だね」と聞いてあげてください。女性としても、初対面の男性にアドバイスされると「わたしの何を知ってるんだ。アドバイスはいらない」とか思ってしまうかもしれません(笑)。
アドバイスは求められない限りしない、話を聞いてあげることに注力する、これに限ります。
教養を身につける
教養があることそのものが好印象なのではなく、教養を身につけることで会話が発展しやすくなり、好印象に繋がります。自分が興味のあること以外に知っていることが少ないと、相手の趣味嗜好を知ったところで上手く反応できませんよね。深く知らなくても、何となく知っていれば会話の糸口が見つかります。
男性もそうだと思いますが、少しでも興味を持って反応してくれると嬉しいですよね。たしかに同じ趣味で盛り上がれる方がいいかもしれませんが、それだけで判断すると魅力的な女性を逃してしまいます。
好奇心は“少し知っている”という土台の知識があることにより生まれるそうです。実際に筆者は、テレビや映画、本で知って、博物館や美術館、旅行に行ったりすることも多く、興味が連鎖していくのを実感しています。
好きなことは好きなこととして深めて、それ以外のことにまったく興味が向いていない方は、ぜひ目を向けることをおすすめします。
といっても、急に興味のなかったことに目を向けろと言われても難しいですよね。あまりお金をかけずに少しずつ興味を広げていく方法として、個人的におすすめな方法はこちらです。
◎教養を身につける、おすすめの方法
①NHKの番組をチェックしてみる
たとえば、今まで歴史に興味がなければ大河ドラマを観てみたり、バラエティー番組も堅苦しくなく特定の分野にスポットを当てたような面白い番組があります。
※筆者はNHK関係者ではありません
②Amazonプライムで映画や海外番組を見る
Amazonプライムに入っていて活用していない方は、ぜひ活用してください。視聴に数百円かかる映画もありますが、無料で観られるものも多いのでおすすめです。
海外のテレビ番組も観られるので、映画とは違った形で海外の文化に触れることもできます。
③本の要約サイトを利用する
主にビジネス書ですが、話題の本を10分程度で読めるように要約されています。要約サイトはイメージで言えば、スマホさえあれば時間が空いたときにいつでもどこでもサクッと立ち読みできる感じです。
読書習慣がなくても、10分程度で読めるので、習慣づけるきっかけにもなります。
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以上、初対面で”感じがいい”と好印象を与える接し方や考え方をご紹介しました。
テクニックとして使っていくうちに自分のものになってきます。ただ、“テクニック”として染みついてしまうのは悲しいです。気持ちの面で本当に “感じのいい” 男性になっていただけたら嬉しいです。
女性が思う“感じがいい”男性 まとめ
改めて、初対面で”感じがいい”と好印象を与える接し方や考え方をまとめます。
- ニコニコしている
- 相手によって態度を変えない
- 受け身ではない
- 相手の話をしっかり聞く
- 余裕がある
- 余計なアドバイスはしない
- 教養を身につける
繰り返しになりますが、よくある“モテる条件”にあるような、自信に満ちた肉食男子を目指す必要はありません。自信に満ちた肉食男子はモテるのではなく、自分から女性にアタックする数が多いからそのように見えるだけです。
初対面で “この人感じいいな” と女性に感じてもらえれば次に進める可能性はグッと上がります。まずは、”モテ”を目指さず着実に1歩ずつ進みましょう。
おまけ:女性をイラっとモヤっとさせる質問
実際に筆者が経験した、初対面でイラっとモヤっとした質問をご紹介します。できれば初対面ではしないことをおすすめします。
✕ 家事するの?得意料理は?
家事や料理の話の流れではないのに、唐突にこの質問をするのはやめましょう。聞かれた女性としては、「結婚したら家事をちゃんとやってくれるのか?」「おいしい料理を作ってくれるのか?」の確認をされているように感じます。
わたしは、何の流れもなくこの質問をしてきた男性は一発NGにしていました。知りたければ、聞いても不自然にならない流れを作ってから聞くのをおすすめします。
✕モテるでしょ?
これはイラっとまではしないけど、「聞いてどうするの?」と思っていました。男性としては深い意味はないのかもしれないし、もしかしたら恋愛経験を知りたいのかもしれないけど、本当のことを言うとは限りません。
ちなみに筆者は「モテないですよ」「そんなことないでしょ」というやり取りが面倒だったので、「中の上くらいです」って答えてました。これ聞いて何か参考になりますか?(笑)
✕過去の恋愛について
気になる女性に初対面で聞くのは避けましょう。仲の良くない人に話すのは嫌な女性もいます。初対面で聞いたところで、その女性と次のステップに進めるかわかりません。仲が深まってから聞けばいいことです。
プラスαの条件
絶対にした方がいいとは言いませんが、より彼女ができやすくなる条件をご紹介します。
ひとり暮らしをしよう
プラスαの条件に入れましたが、親の介護など特別な理由がなければ、20代後半にはひとり暮らしするのをおすすめします。なぜ、ひとり暮らしの方が彼女ができやすいかというと、特に結婚を考えている女性は、付き合うならひとり暮らし経験のある男性がいいという人が多いからです。わたしもそうでした。
何の事情もない実家暮らしのイメージは「家事はすべて親任せ」「生活にどれだけお金が掛かるか知らない」「生活力がない」といった感じで、ひと言で言えば大人になりきれていない印象を持たれます。
また、「家事をしてもらうありがたみをわかっていなそう」というイメージもあり、結婚相手としてイマイチという判定をされてしまいます。
実際、職場結婚した筆者の弟は、彼女(当時)に「結婚するのはひとり暮らしを経験してから」と言われて、ひとり暮らしを経験した後に結婚しました(笑)。
彼女を作るうえで、ひとり暮らしのもう一つのメリットは家族から干渉されないことです。
家庭によりますが、ちょっとオシャレになったくらいで「何?オシャレしてどうしたの?」と言われたり、「今日はどこ行くの?」なんて聞かれたときに正直に答えたくない場合もありますよね。ひとり暮らしなら、その心配もありません。家族の目を気にすることなく自分磨きをできるのも、ひとり暮らしのメリットです。
家庭の事情もあると思うので、絶対した方がいいとは言いませんが、漫然と実家暮らしをしているのであれば、ひとり暮らしをおすすめします。
タバコはやめよう
これは個人の嗜好の問題なので、あまりとやかく言うつもりはありません。ただ、喫煙者は絶対イヤ・できればイヤという女性は多いです。
何がイヤかというと、受動喫煙、髪や服に臭いが移る(電子タバコでも)、喫煙所探しや喫煙タイムに付き合わされる、といったことがイヤという意見があります。
やめるべき!とは思っていませんので、ご参考までに。
好印象の作り方 まとめ
恋愛初心者男性に向けて、女性目線の好印象の作り方を以下の3ステップで解説しました。
この3つをクリアすれば、確実に以前より男前になっていると自信を持って言えます。最初からすべて完璧にクリアするのは難しいと思うので、ひとつひとつ焦らず、完璧を目指さなくていいので、実践してみてください。
特に、初対面で“感じがいい”と好印象を持ってもらうポイントは、「今日はこのポイントだけは頑張ろう」と決めてやるといいと思います。『相手の気持ちに寄り添うこと』を忘れないでください。
いい男は一日にしてならず。コツコツ続けることが、いい男になるための1番の秘訣です。
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